みなさん、こんにちは。
前回の続きをお話しします。
さて、「私」へと戻ってきて思ったことは、まだまだ恐れがあったのだなぁ、ということでした。私の中にある全ての痛みを癒し尽くした、とまでは思っていませんでしたが、こんなにも激しく、この肉体の次元へ表れるとは思ってもいませんでした。
これは、ひとえに宇宙(神)との分離の表われなのでしょうね。
大人の(霊的に)成長した自己は、自己責任をしっかりと取り、より自由に「私」を生きようとしますが、まだ成長しきれていない自己の一部は、そんなことは嫌だ!許さない!とばかりに、あの手この手を使って、それを阻止しようとします。
それが私の場合は、ヒーリングやエネルギーワークなどの、いわゆるスピリチュアルと言われることに関して背を向け、絶望的になり、自分を信じられない状態へと陥るという、霊的な成長への抵抗という形で表れたのでした。
今思うと、ヒーリングのアドバンスクラスを修了した後で、このような状態になったということは、ヒーリングを行うということに対して、改めてその想いや意図を問われていたのだと思います。
不完全なままの完全さを受け入れられるのか、宇宙に対して自己を偽ることなく、何も隠すことなく、オープンでいられるのか、意識を過去や未来に置き、今この瞬間の「私」から逃げてはいないか、全ては愛に通じていると信じられるのか、そんなことも問われていたように思います。
この経験があってからは、大きく道に迷うことはもうないだろう、という確信が生まれました。
これからも色々な経験があると思いますが、どんなことがあっても、もう出口のわからない状態になることはないでしょう。
楽しい時間は短く、辛い時間は長く感じる、なんてことを言いますが、この希望がない、やさぐれていた時期は、4~5ヶ月程ですが、体感としては、何年も、何年も続いているような、そんな感覚でした。
今は、瞬間、瞬間の自己を大切にし、分離のない、より高い自己へと成長することを、とても楽しんでいます。